危険が多い工事現場では様々な安全対策についての取り組みが実施されており、安全書類もその一つです。
今回解説するのは安全書類の中でも特に記入が複雑な工事安全衛生計画書。
各項目にいくつかのルールがあるため、初めて作成する方にとっては少し難しい書類となっています。
工事安全衛生計画書とは?
工事安全衛生書とは、工事を安全に進めるためにどのような行動や心がけをしていくかを証明するために存在する、安全書類の一つです。
起こりうる危険をすべて把握し、どのような措置をとるかは意外と難しいものです。
工事安全衛生計画書を作成することで、工事に取り掛かるすべての作業員が共通の安全意識を持つようにしましょう。
安全衛生計画書の作成
作成については、下記の記事をご確認ください。
労働災害を防ぐために―安全施工サイクルを回す
安全施工サイクルは日々の安全活動をパターン化することで作業員の安全意識を高め、現場での労働災害を防ぐことができます。
具体的な活動内容としては以下を参照しましょう。
①安全朝礼
②安全ミーティング
③作業開始前点検
④作業所長巡視
⑤安全工程打ち合わせ
⑥持ち場後片付け
⑦終業時の確認
①安全朝礼
②安全ミーティング
③作業開始前点検
④作業所長巡視
⑤安全工程打ち合わせ
⑥持ち場後片付け
⑦終業時の確認
①〜⑦の順にこれらの安全活動を毎日繰り返し、さらにそれぞれの安全活動内で「どういったことを心がけるか」と明確にすることも非常に大切です。危険が多い工事現場だからこそ意識づけた安全活動に取り組み、安心安全な工事環境を作りましょう!