現場に自社の作業員を送り込むのに必要になるのが作業員名簿です。
新しい現場に入る際には必ず求められるため、つくる機会が多い安全書類(グリーンファイル)の一つと言えるでしょう。
「上司に作業員名簿を作ってほしいと言われたがやり方が分からない」「周囲に聞ける人がいない」といった方の参考になればと思います。
作業員名簿とは?
作業員名簿とは安全書類の中の労務安全のための書類で、入退場が多い建設現場においては「どんな人がいつ現場に入っているのか」を把握するために作成する書類です。
作業員名簿の作成は法的な規定で義務付けられているわけではありませんが、安全衛生管理および労災が発生したときの緊急連絡や対応などのために必須の書類となっています。
作業員名簿の作成
作成については、下記の記事をご確認ください。
作業員名簿を作成した後は?
作業員を雇用する全ての会社が会社ごとに作成し、一次の会社がそれらをまとめて元請の会社へ提出します。
また作成を委任する意思確認を書面等で取った上で、自社より下位の会社の作業員名簿を代理で作成するケースもあります。
作成する際は自社のものを作成するのか、自社の下請会社のものを作成するのかをまず確認しましょう。
証明書類の添付に注意!
作業員名簿の提出時には記載されている資格や免許のコピーの添付が必須です。
直前で集めると大変なことも多いので、事前にコピーをとってデータ化し、いつでも使えるようにしておきましょう。